先日、厚生労働省より「過労死等防止対策白書」が公表されました。これは平成26年に成立・施行された過労死等防止対策推進法第6条に基づき、国会に毎年報告を行うことになっているもので、今回初めて作成・公開された白書となります。
内容を見てみると、「過労死ライン」とされる80時間を超えた正社員がいる企業は22.7%にも達していることが分かりました。残業時間が月100時間を超えている方も11.9%と高く、労働基準法が無視されている実態が判明。
業種別では情報通信業が44.4%と高い値で、次に学術研究、専門・技術サービス業(40.6%)、運輸業、郵便業(38.4%)と続いています
来月からは、過重労働解消キャンペーンが始まります。
来月からは、過重労働解消キャンペーンが始まります。
この機会に、特定の職場や社員の方に業務が集中していないかなどご確認ください。
厚生労働省 「平成28年版過労死等防止対策白書(本文)」
厚生労働省 「平成28年版過労死等防止対策白書(本文)」
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