従業員による不適切な動画のインターネット、SNSへの投稿がニュース等でも取り上げられ、大きな問題となっています。
店内の商品を飲食したり、店内でたばこを吸ったり、ごみ箱に捨てた食材を戻して使用したり、ショッピングカートに乗って遊んだり…
会社の評判並びに実際の売り上げにも多大な悪影響を及ぼす恐れのある、いわゆるバイトテロ!
自分の会社の従業員はそんなことする人はいないから大丈夫!ではなく、しっかり対策をしていないと起こる可能性はあります。対策を見てみましょう。
□現在対策をとっている会社は?
・研修の実施 39%
・ガイドライン作成 37%
・マニュアル作成 30%
メディアで取り上げられ、大問題になった後は対策をとる会社が多くなっています。一番多いのは、研修の実施で、1日営業を休んで研修をした企業もありました。規模が大きい企業ほど、何らかの対策をとる割合が高いそうですが、規模の小さな企業にとっても大変な問題となる可能性はありますので、何らかの対策を講じる必要があるでしょう。
□どのような対策が有効か?
研修の実施が難しければ、朝礼の時、または社内掲示板、社内メール等で各社員に対して啓発活動を行うことが良いと思います。
また、就業規則を整備し、その内容についてしっかり周知することも大切です。どういうことをすればダメなのか、懲戒事由に当たるのかを従業員に分かってもらわなければなりません。「言わなくても当たり前でしょ」ということでは、対策とはなりません。
各従業員と、誓約書を取り交わすことが有効です。会社の信用を失墜させるようなSNSへの投稿、動画の配信をした場合、会社が被った損害に応じて損害賠償が発生することに同意する内容の誓約書です。
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