◆「企業型DC」
企業型DC(企業型確定拠出年金)とは、企業が掛金を毎月積み立て(拠出)し、従業員(加入者)が自ら年金資産の運用を行う制度です。 企業型DCは、従業員が自動的に加入する場合と、企業型DCに加入できるかどうかを選択できる場合(選択型企業DC)があります。
◆「iDeCo+(イデコプラス)」
iDeCo+(イデコプラス・中小事業主掛金納付制度)は、従業員が加入するiDeCoに、事業主が上乗せして拠出するもので、従業員300人以下の中小企業向けの制度です。
iDeCo+では、従業員に対する投資教育や、運営管理機関との契約は必要なく、より負担が少なく利用できる制度となっています。
事業主掛金は企業型DCと同様に全額損金計上でき、税金・社会保険料の対象となりません。運用時、受給時の税制メリットも同様に適用されます。
▼以下、iDeCo公式サイト
https://www.ideco-koushiki.jp/
◆まとめ
事業主にとって、人材の確保と定着率の向上は常に課題となっています。従業員がより長く、安心して働き続けられるためにも、福利厚生の一環として制度の導入を検討してはいかがでしょうか。
加古川・姫路の社会保険労務士は山本社会保険労務士事務
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